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“背徳感”がごちそうになる夜。【おんざらいす|焼肉】

夜に食べる焼肉は、なぜあんなにも背徳的で、そして美味しいのだろう。
ふと立ち寄った深夜の街角、ひとり暖簾をくぐる瞬間に、ちょっとした特別感がある。
「おんざらいす」は、そんな夜の静かなご褒美にぴったりの場所。

スポット情報
おんざらいす
住所 大阪府東大阪市安代新町10-12 グランドビル1FGoogleMap
電話番号 090-8572-1129
営業時間 17:00~25:00
定休日 水曜日
喫煙可否 喫煙可

夜が更けるほど、焼肉はうまい

おんざらいす外観

人通りが少なくなってきた時間帯に、暖簾をくぐる。

ここ「おんざらいす」は、そんな“ちょっと贅沢な夜”に、ちょうどいい店だ。

布施駅の西北出口から徒歩5分。ビルの1階にひっそりと構える「おんざらいす」。
一見すると気づかないような佇まいの焼肉店だが、ここを目当てに訪れる常連も多い。

深夜でもふらりと立ち寄れるこの場所で、静かにひとり焼肉を楽しむ時間は、なんとも贅沢だ。
人目を気にせず、背徳感すらご褒美になる。そんな一夜がここにはある。

夜の贅沢は、ここからはじまる

生ハラミユッケ

このお店で人気なのが、「生ハラミユッケ」。
ハラミを“生”で出せる焼肉店なんて、めったにない。
それだけ新鮮さに自信があるということだ。

とろりとした卵黄を絡めて食べると、たまらない。まさに、おんざらいす前の前菜的ごちそう。

新鮮さの秘密は、店主の仕入れにある。
毎日西成まで足を運び、直接自分の目で確かめて、納得のいくものだけを選ぶ。
焼肉店で15年以上腕を磨いてきた店主の目利きがあるからこそ、出せる一皿だ。

ホルモン

そうして仕入れられたお肉には、赤身やタン、ハラミといった定番に加えて、ぷるんとした新鮮なホルモンも揃っている。

新鮮なお肉は焼いた瞬間に立ち上る香りが違う。それは、あたり前のようで、あたり前じゃない、丁寧な仕入れの賜物だ。

この一皿の向こうにある日々の手間とこだわりが、焼肉をより深く、美味しくする。

ご飯と肉は、’’主役’’と’’主役’’

白米とお肉

焼きたてのお肉を、炊きたての白ごはんに乗せて、豪快に頬張る。それがこのお店のいちばん美味しい食べ方だ。

ごはんは粒立ちのいい硬さで炊かれていて、肉の脂を受け止めるにはちょうどいい。白ごはんが、肉をうまく引き立てる。

明太子ご飯

食べ方に正解はないけれど、ひと口食べればきっとわかる。
ごはんにお肉をのせることで、完成した一品になるのだということを。そして、実はご飯ものの中で1番人気なのが「明太子ライス」。

“おんざらいす”は、お肉だけ――そんなルールは、このお店にはない。

ごはんの上にドンとのった豪快な明太子。シンプルだけど、妙にうまい。締めにも、おかわりにもぴったりの一杯だ。

絶妙な距離感が、ちょうどいい

おんざらいす店内

店主のしゅーじさんは島根県浜田市の出身で、野球ファン。
店内では、BGMのように野球中継が流れているのも心地いい。

「人見知りです」と言いながらも、おすすめを聞けば「今日の気分はあっさり系?それともコッテリ系?」と、絶妙な距離感で話しかけてくれる。

そこから始まる、お肉の丁寧な説明。会話の中で、きっと今の気分にぴったりのお肉が見つかるはずだ。

ハラミハーフサイズ

ハーフサイズがあるのも、おひとり様には嬉しいポイント。好きなお肉をちょっとずつ楽しめる、そんな心遣いがあたたかい。

焼肉の余韻を、静かに閉じる一杯

辛チゲスープ

食べ終わったあと、もう少しだけ何かほしくなる。そんなときにぴったりなのが、具沢山な辛チゲスープ。
熱々のスープで、お腹をやさしく包み込んでくれる。

食べ終えたあとにくるあの静かな満足感は、焼肉の余韻をきれいに締め括ってくれる。
ちょっと食べすぎたかな、と思いつつ、茶碗の底が見えると、なんだかうれしくなる。

背徳感に浸りながらも、今日はいい夜だったと思えるような。そんな焼肉が、ここにはある。

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