大阪と言ったら、たこ焼き！ という方も多いのでは？

布施にはたくさんの美味しいたこ焼き屋さんがありますが、その中でも、いつも笑いに絶えないたこ焼き屋さん「丸幸水産」を紹介します。

ザ・大阪を味わえる“こだわりのたこ焼き”と大阪ならではの“軽快なトーク”を楽しめるそんなお店です。

幅広い世代から愛されるたこ焼き

近鉄布施駅から南側にまっすぐ伸びるプチロード広小路を歩いていると、香ばしい香りが漂ってきます。

香りを辿っていくと、黄色い看板が目印のたこ焼き屋さん・丸幸水産布施店があります。

店先にはメニューが。

たこ焼きはソース一択と思ったら大間違い。丸幸水産ではソース・ソースマヨ・からしマヨ・しょうゆ・ポン酢の５種類から選ぶことができちゃうんです。

中でも「大人気！」というのが、ソースなどを何もかけずにたこ焼きのそのままの味を楽しめる「しょうゆ」。

生地に醤油が入っており、素焼きのまま食べられるんです！

この素焼きのたこ焼きが人気で、離乳食が始まったお子さんや、入院中のお年寄りのお見舞いとしても親しまれているそう。

食材へのこだわり

丸幸水産ではこだわりの食材を使用したたこ焼きが楽しめます。

まずはたこ焼きの要・タコ。

多くのたこ焼き屋さんでは冷凍のタコを使用していますが、丸幸水産では生のタコを仕入れています。

店内にある釜で茹で、氷で締めているので、プリプリ食感のタコが入ったたこ焼きが楽しめます。

また、メニューにある「ねぎかけたこ焼き」のネギは、京都の九条の農家から直送される九条ねぎを使用。ネギの香りも楽しめるたこ焼きとなっているんです。

丸幸水産のたこ焼きはトロトロ食感。

出汁の効いたトロトロ生地の中に、旨みを感じられるタコ、そして風味豊かなネギの香りがたまらないたこ焼きは地元の方に愛され続けているのも納得です。

たこ焼き屋じゃない、“たこ焼き屋”

店主の寺田さんは、祖父母の代から布施で商売をしている生粋の布施っ子。高校卒業後さまざまな経歴を経て、地元・布施に戻りたこ焼き店を営んでいます。

いつの間にか丸幸水産は、いつも常連さんがおしゃべりをしにお店に常連さんが集まる場に。

地元のことをよく知りながらも、さまざまな経験や趣味を持っている寺田さん。そんな寺田さんとお話ししたいと、幅広い世代のお客さんがただ“おしゃべり”をしに来るようになったそうです。

今では、寺田さんの息子さんぐらいの地元の子供がおつかい先として来ることもあるとか。

もし布施のことで知りたいことがあったら、ぜひ大阪名物のたこ焼きを食べながら、店主の寺田さんに聞いてみてくださいね！